GISとは、地理情報システム(Geographic Information Systems)の略称で、文字や数字、画像などを地図と結びつけてコンピュータ上に再現し、位置や場所からさまざまな情報を統合したり、分析したり、分かりやすく地図表現したりすることが、できる仕組みであり、行政や市民生活やビジネスの現場で幅広く利用することが可能です。
●情報の整理・統合ができます。
GISは、「位置」という目立ちませんが強力な接着剤を利用して、異種の情報を整理・統合します。
●情報の可視化ができます。
GIS を導入することで、データに隠された傾向や動向など、今まで見えなかった様々な情報を可視化することが可能です。
●情報の検索・分析ができます。
通常のデータベース検索では「~より大きい」や「~と等しい」などの問い合わせが可能となり、それらを組み合わせることで様々な分析が可能です。
●情報の効率的な伝達・共有ができます。
地図はビジュアルランゲージと言われるように、大量の情報を視覚的に、瞬時に、誤解なく伝えることができます。GIS は、事象のパターンや隠れた因果関係まで情報を効果的に伝えます
●合理的な意思決定支援ができます。
このように、GIS が持つ強力な情報整理・統合力、可視化・表現力、検索・分析力、伝達・共有力は、組織のさまざまなシーンにおいて合理的な意思決定を支援するとともに、組織のパフォーマンスを大きく改善することが可能です。
身近なところでは、インターネットで利用する地図検索サービスや、カーナビゲーション システムがあります。その他にもさまざまなところで GIS が活用されています。気象:天気予報で表示される気象衛星画像、地図形式によるアメダス電力・ガス:電力線やガス管のインフラ管理、顧客情報管理船舶・飛行機:運行状況の地図化不動産:不動産物件の登録や検索都市:自治体の都市計画都市:自治体の都市計画農地:衛星画像による農地の作付け状況把握このように、場所や位置に関わる情報であれば、すべての分野において GIS が活用できます。
GISで作ったデータを動作させたりするには、「ハードウェア」が必要となります。特に大規模なプロジェクトの場合は、ワークステーションやサーバ、ネットワークなどのシステム デザインには注意が必要です。当社のシステム開発は自社にて開発しております。なにかあった時の対応など、スピーディーに行えます。
志木市地震ハザードマップ
この地震ハザードマップは、被害がもっとも大きいと思われる立川断層を震源とするマグニチュード7.3の地震を想定し、揺れやすさ、液状化、地域危険度を示したものです。
お住まいの地域の状況を確認いただき、建物の耐震化や家具の転倒防止策など、日頃からの備えにお役立てください。
詳しくは志木市役所のホームページを参考にしてください。